第1回バリ島歯科検診報告
JDIA  代表理事      福田(椿井) 孝 芳
期日: 平成 15 年 12 月 6 日、 7 日( 2 日間)
10 : 00  〜  12 : 00 13 : 30  〜 16 : 30
検診方法:カウンセリング方式 ( 15 分/ 1 人)
実施人数: 61 人
年齢構成  1 才 -72 才
3 才以下(乳歯列群)
7
4 才 ----12 才(混合歯列群)
30
13 才 ---- 40才(永久歯群)
10
41 才以上
13
不明
1

カウンセリング内容

子供の交換期における歯の悩み
23
子供の生後、初めての歯のチエック
14
現地における診療の悩み
5
歯周病
12
歯の色についての悩み
2
その他
6
現況の問題
やはり言葉の問題が大きく、子供の歯の問題について親が質問できない場合やまたは
診療形態からドクターが説明のな・「場合が多いため不安が募っているようである。

現地の診療形態においては衛生面での問題が多くて診療が受けにくいことや、何度も充填物が外れること、
よく歯を抜かれるなどの問題があった

国民健康保険の海外還付制度に関しては手続きが複雑なことや現地医師の英語が話せないなどの理由で実際には利用していない

現地の歯科医師の情報があまりにもなく、口コミの情報に頼っているのが現状である

薬の情報もあいまいである。特に抗生物質などは現地で購入できるため、禁忌などの 問題なども起こる可能性がある 今後の課題

現地の子供に対しては定期的な検診システム、記録システムが必要である .

少なくとも薬に対する一定のマニュアルを作成すべきである

中年以降の歯周病の問題も現地ではおろそかにされているので定期的なケアーが必要である。